ゼファー400 キャブレター 再生

ゼファー400の再生OH済みキャブレター

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ゼファー400 のスロットルバルブ=バタフライを取り扱っているのは当店以外で1〜2店?


世に出回るのはおそらく初めて‥


某オークションサイトにて↑のキャブを出品して即売した分が有るので、実際には2回目となります。。


zephyr400 も歴とした旧車となり、ゼファーキャブオーバーホールの依頼が増え‥今では月平均5台はOHを熟し年々増え続けている傾向です。


OH依頼は割合的に云うとcbx400f .cbx550f.cbr400f が圧倒的に多いですが、ゼファーも上記車種などと同様にスロットルバルブ=バタフライは100%必須項目となってきています。


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コレはバタフライが閉じた状態ですが、外すと‥

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※画像cbxキャブレター

この様にバタフライと擦れた溝が掘られ、と同時にバタフライも摩耗してすり減り最悪変形したバタフライもたまに見かけます。


この溝が作られる経緯?原因はまた後日書くとして、この様な状態のキャブレターでは本調子は確実に出ない訳ですね


なので、当店ではゼファー400 (χ含む)のキャブレターOH時には100%バタフライを交換し、最良の状態にレストアします。


OH料金に関しては当店HPよりお問合せください。

キャブレターOH料金の全国相場を見ても、内容を吟味して貰えれば決して高くは無いと思いますので、お気軽にお問い合わせ下さい^ ^

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旧車各種

キャブレターオーバーホール専門店

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ダイヤフラム張替え 廃盤

cbx400f

cbx400f f

cbx550f

cbr 400f

 

ダイヤフラム張替え

 

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上側 交換前

下側 張替え済み

 

ダイヤフラムに関しては純正部品では絶版、廃盤となり、状態問わず破れが無ければ使いまわしてるユーザーの方も多いと思います。

 

ダイヤフラム不良の症状として出だしのグズつき、カブり等が有りますが、そのグズつきカブりの原因をジェット類の詰まりや、二次エアーだと疑い迷宮入りする場合も‥

 

キャブレターの中で一番重要な部品はスロットルバルブ=バタフライですが、その次に重要な部品はダイヤフラムです。

 

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右から2番目は見た目状態良好ですが‥

 

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この様に小さな穴が開いてます。

 

こんな小さな穴でも負圧キャブでは影響を受け不調の原因となり、一番右側のダイヤフラムは花が咲いた様に伸びて波打ってしまってます。

ダイヤフラムがこんな状態でも走るには走りますが、本調子とは程遠い‥

 

当店で再生OHしたキャブレターに張替え済みのダイヤフラムを装着した動画です

 

 


cbx400f ダイヤフラム張替え

 

アイドオリングは安定し、下から上まで吹けあがり良好!

状態の悪いダイヤフラムからの交換でしたら体感出来るレベルになります。

 

ゴムは数種類試作を作り、最終的にフッソを採用しました。

耐油、耐熱320℃、耐久性

全てにおいて純正品より性能は格段に向上した作りとなっています。

 

ダイヤフラム張替えのみのサービスも行っておりますので、その際はピストンバルブのみお送りください。


料金は1基      ¥8,500


1台分は×4となります。

※1基のみでも交換可能ですが、基本4基同時交換を強くお勧め致します。



 

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z400fx キャブレター オーバーホール

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見た目綺麗な外見ですが中身は‥

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この様な状態


外見は綺麗なのに中身が汚い‥

ピストンも完全固着

その理由はすぐ分かりました。


外見を綺麗にしてピストンを固着させていたのはブラストのメディア


どうせバラして分解清掃するから形のままブラストしてしまえと‥^^;

今回はfxのキャブレターですが、これと同じ事例は実は沢山あります‥


ブラストのメディアは非常に厄介で、ピストンの固着やジェット類の詰まりを起こし、最悪エンジンに吸われピストンを傷付けます。

ネジ山にメディアが残った状態でネジを閉めれば途中でネジが折れるか、外す時に折れます。

なので当店では完全分解後にウェットブラストを施し、何度もの洗浄過程を経て最後に超音波洗浄器にて細部に残る不純物とメディアを完全に除去します。

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部分的にウェットブラスト、再メッキ、トップカバーはバフ研磨、  キースターのリペアキットを使い完成です^ ^


キャブレターにブラストは要注意で!


各種キャブレターレストア再生

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キャブレタートラブル 二次エアー

二次エアートラブルはキャブ車全般に起こりうる、車もバイクも‥


圧倒的に多いのはバイクですが、そもそも二次エアーを吸っているのか いないのか


吸っている場合、その場所は何処なのか


症状は?と、色々確認と検証を重ねて修理への最短ルートを探します。


そこで、二次エアーを吸っている場所で多いのがインマニ、インシュレーター


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エンジンとキャブレターを繋ぐゴムパーツ


それと、もう一つがキャブレターのシャフト部分

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シャフト部分の穴が摩擦で擦り減りガタが生じ、二次エアーを吸う原因に

シャフト部分のフェルトの破損も原因の一つ


車種やキャブレターの形状によりますが、cbxやcbrだと大体この2点が問題箇所の場合が多いですね


インマニに関しては、固くヒビ割れが目視で確認出来るレベルであれば基本純正部品に交換

強化タイプと言って安く売っている物も有りますが、当店ではオススメしません。


旧車に乗るならケチってはいけない部分が有り、インマニもその内の一つ


キャブボディーのシャフト部分のガタに関しては 当店ではこの様に芯出しをしてから下穴を開け、真鍮製のブッシュを打ち込みガタを修正します。


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シャフト部分のフェルトも

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純正部品を改良した新品のフェルトを使用し、二次エアーを吸わないベストな状態に仕上げます。



ここまですれば大概の二次エアートラブルは解消されます。

スロットルバルブ=バタフライを外さずボディーを洗浄液にドブ漬けはフェルトを攻撃し二次エアーを吸う原因を作ってしまいますので‥


キャブトラブルの定番

二次エアーでお困りの方は上記2点を確認してみてください。



キャブレター 専門店 レストア再生

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